ペルソナ5 ザ・ロイヤらない
↑以前記事にしたように、
ペルソナ知らずだった私は、今年に入ってから「ペルソナ5(P5)」の続編である「ペルソナ5 スクランブル(P5S)」をやる前に「ペルソナ5 ザ・ロイヤル(P5R)」をやっておこうと思ったわけです。
ややこしいですが、P5RはP5の完全版で、P5SはP5の続編です。
つまり
P5+R=P5R
P5エピソード2=P5S
です。まだややこしいけども。
で、本日P5Rの方を約140時間かけてクリアしました。
「ロイヤル」成分を見ることなく。
実はP5Rで追加されたストーリーは、特定の条件を満たしたときにある時点で分岐して初めて、新たなストーリーになるっぽいのです。
しかし私は条件を満たしておらず、完全版をやったにも関わらず従来のエンディングで~FIN~してしまったのです。
すなわち私は「ペルソナ5ザ・ロイヤらない」をクリアしました。
まあP5をやってないのでそれ自体は別にいいんですけど、ロイヤるためにはP5R2周めを始めなければ…。
難しくて「もう二度とやらん!」と思った場面が何度もあったのに、また140時間はつらすぎる。
時系列的にもちょうど良いので、もうP5Sをやることにしよう。
クリア後の感想はまたそのうち。
P.S.
私がロイヤってないことに気づいたのは、P5のアニメをちょっと見ていたりネットでP5Rの情報を追いかけたりしていたからです。なのでP5未プレイの人の何%かは、それに気づかないままP5Rを終えちゃっているのでは?
分岐仕様にしたのは開発者の狙いではあるんでしょうけど、P5プレイ済みでロイヤれなかった人がめっちゃかわいそう。
【必見】TV選びに失敗した話
この度、調子の悪かったテレビを買い換えました。
地デジ化してから十年くらいずっと同じなので、うちのREGZAはそこらの家よりは古いのかもしれません。
どう悪いのかというと
画面がチッカチカする
スマホとかでもよくある、周囲の明るさによって画面の明度も変わる機能かと思ってましたが、チッカチカチカチカチッカチッカうっとおしい。
ヘッドホンをつけてもスピーカーから音が漏れる
ヘッドホンから普通に音は伝わってるんですが、スピーカーからも普通に鳴ってる。ある日おこったので、設定じゃないっぽい。
録画番組の映像がブチブチ途切れる
普通にテレビつけて見てるときでもゲームしてるときでも問題ないのに、録画番組を見てるときだけ画面が消えることがある。
いらつくのは、その後復活したら録画の映像は進んでいるということ。てことはレコーダー自体は壊れてないんですよね。ケーブルの接触なのか何なのか。
ドラマを見てて、ちょうど良い所だけ真っ暗にされるとたまったもんじゃない。いちいち巻き戻さなきゃならんのに加えて、レコーダーのリモコン効きにくいし!しばらく画面復活しないときもあるし!
あぁもー我慢ならん!テレビ買い換えじゃ!
ちゃちゃっと決めるはずが…揺らぐテレビ候補
てなわけでテレビ選びを初めた私は、候補を絞り込んでいきます。
予算5万くらいで前と同じくらいのスペックなら良しと、コスパの良い方向で探した結果、メーカー同じのREGZAがあった!
「普通に見れたらいい」私は、もうこれで決まりです。
しかし…今あるREGZAも見つけたREGZAも、HDMI端子は2つ。
この2つの端子で現在、HDDレコーダー×2+Switch+PS4 の合計4つをやりくりしているので、HDMI端子は多い方がいいと思い始めました。
…ん?
すると、他の候補の中にHDMI端子が4つもある、オリオンというメーカーのテレビを発見。しかも他の候補がフルHDだったのに対して、唯一4Kでした。
こっちの方がええやん。
オリオンTVに決めた私は、実物を見るべくビックカメラへ。
古いAV機器も使いたかったので、RCAケーブル(赤白黄の3つあるやつ)を繋げられるかどうかを店員に聞くと、「専用の端子がないので変換する必要があります」。ふむ、まあ使えることは使えるんだな。よし、これ買うか。
…ん?
「こっちはRCA端子あります」
店員に紹介されたのはアイワというメーカー。確かにRCA専用の端子がある。HDMIも4つあるし、オリオンTVより安い。
「けっこう売れてます」
こっちの方がええやん。
この状況でこっちを選ばない理由がない。翌日、アイワTVを購入。
…それが全ての始まり、いや終わりだった。
アイワのテレビは色が悪い。
そうなんです「画面の色」。それ、一番大事なとこ!!!!!
あくまで主観ですが、画質が良い以前に色あいがおかしい。どれだけ設定をいじっても大して変わらないのです。
実写はほとんど気にならないんですが、ゲーム機を繋いだときの色が…。
黄色成分が濁って見えるといいましょうか。例えば、オレンジ色が柿色っぽく見える。
はっきり明るい色が多い任天堂のゲームだと顕著です。今まではNintendo Switchの携帯モードで出る色あいがそのまま映っていたんですが、このような感じに。
リングフィットアドベンチャーはオレンジ色が多いので、ものすごく違和感。
マリオは日焼けし、ピカチュウはつねに色違い。
PS4は色使いの意味でまだマシです。リアル寄りの絵だと気になりません。
ペルソナ5のゲーム全体で多用されている赤はドスが効いてる。血の色で例えると、動脈が静脈になった感じ。
写真を通して見るとあまり違いがわからないけれど。
思いがけないこととはいえ、端子の豊富さを求めたが為に当初の「普通に見れたらいい」を犠牲にしてしまった。見事な本末転倒です。
後にもう一度店頭に行き、そういう目で見れば確かに変。うかつでしたが、これは気づけない。しかも大手メーカーと比べるとわかりますが、アイワ製がそろって変でした。
ということは、これはアイワ製テレビの「仕様」というわけです。よって当然、返品は不可!
ちなみに一旦決めてたオリオンTVは色的に問題なさそうでしたが、それだけに後悔はひとしおです。
そのときアイワ製を勧められた店員のせいにするつもりはありませんが、私はこの日をもって「売れている」を冠するすべてのセールスを信じられなくなりました。
その他、アイワTVの感想
もう一個ディスりポイントを挙げると、初期設定の音がひどかった。
電話やマスク越しにこもった音。使い続けてそうなるのはわかりますが、メーカーが「フロントスピーカーで音が良い」と謳っておきながら、デフォルトがそれはないでしょう。
唯一ポジティブなことをいうと、調べに調べて設定をいじりまくって到達した音質は、前のテレビよりなかなか良いです。当たり前な気もするけど。
これに満足できないならもっとお金をかけるべきだったのか。端子とかいうケチくさい部分じゃなくて、スペックを求めていたらこうならなかったのか。メーカーによっていろんな部分でクセがあるだろうから、テレビ選びの当初は前と同じREGZAにしようとしてたのに。などなど…今さらながら後悔してしまう。
でも、こんなだと思わないじゃん普通さあ〜。
本質を見失わず、自分の意思を貫いた選択を
さて以上のように私はこれだけ後悔していますが、ビックカメラ独占のこのテレビは確かに売れているようで。
気にならない人が大半なのか、後悔している人はいるのか、この色あいはむしろ良いのかわかりませんが、皆さんもお気をつけください。
PERSONA5S発売!!
本日、「ペルソナ5 スクランブル」発売!
前に絶対やると決めてたんで、さっそくGET!!
まあ、今「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」やってんですけどネヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ
「スクランブル」は続編なので、前作をやっておこうというわけです。が、全然終わらん。
終わったら感想を述べるとしよう。
てことで、結局PlayStationデビューしてしまった。
「FE風花雪月」全クリ後の感想【ネタバレあり】
去年7月に発売してから、今年もスマブラコラボやら追加ストーリーやらでまだまだ盛り上がる「ファイアーエムブレム 風花雪月」。
一心不乱にやり続け、先月4回目のエンディングを迎えました。
つまりは、同じゲームを連続で4周したということです。プレイ時間約400時間…時間泥棒も甚だしい。
ストーリーは分岐するのでそれぞれ違う結末にはなりますが、それでも他のゲームに目もくれずに、ぶっ続けで全パターン制覇してしまうことになるとは…我ながらすごいわ。いや、本当にすごいのはそうさせるゲームの方か。
よく知らない人はこちらから見て頂いて。ネタバレなしで私が大絶賛する記事です。
ゲームをしない人にあえて勧める「ファイアーエムブレム 風花雪月」 - ら・ら・ど
一応の「全クリ」を果たした私が、改めてこのゲームのスゴさを語るとしましょう!
今回はストーリー展開を中心に、ネタバレ全開で参ります。
いやぁ、この話題は筆が乗るわ。
※この記事に画像はのせたいですが、時間かかって面倒くさいので後日入れるかも。入れないかも。
第一部・学園編
物心ついたときから、父親ジェラルトと二人で傭兵として生活していた主人公。
ある日盗賊に襲われていた士官学校の生徒を助けたことをきっかけに、ガルグ=マク大修道院で働くことになります。そこはフォドラ大陸に伝わるセイロス教の聖地で、騎士団や士官学校を有しています。
主人公は士官学校の教師となって三つの学級から一つを選び、学園ライフを謳歌しながら生徒を導いていきます。
ここまではまあ、良いですよね。
しかし、時が経つにつれて不穏な事件が勃発。そのままの流れで戦争が始まり、卒業式どころではなくなってしまいます。なんと恐ろしい。
そして本当に恐ろしいのは…
士官学校の生徒の一部が、事件に加担しているということ。
そうです、まさに教え子が戦争をおっ始めるのです!!
まさかの事実に驚く暇もなく、つい最近まで生徒だったその子は大軍勢を率い、いきなり修道院を襲撃します。
混乱の中5年の間バラバラになってしまった仲間たちですが、ある時、成長した姿で颯爽と登場します。
学園編でかわいがった生徒たちが逞しくなっている姿をみると、めちゃくちゃテンションが上がります…!
こればっかりは実際にやらないとわかりませんが、このゲームで一番興奮する所です。
たとえ「ファイアーエムブレムで学園生活かぁ…」と思っていた人も、ここまで来たらもう止まれないでしょう。初めに選んだ学級によって、これ以降はそれぞれ異なる物語が紡がれていきます。
なぜ選んだ学級で物語が異なるのか
選んだ学級で全く異なる物語になるということですが、そもそもなぜそれで未来が変わるのかというと…
まず、どの学級を選んだ場合でも、担任になった学級は「5年後に同窓会やろうぜ!」な雰囲気になり、大修道院での再会を約束します。この時はまだ平和でした。
その後、帝国「黒鷲の学級」の級長であり次期皇帝エーデルガルトが宣戦布告。卒業式間近で戦争に突入します。
王国または同盟側の学級を選んだ場合は、5年後の同窓会で集結したのを期に、学級の皆と帝国に立ち向かうストーリーになります。
帝国側の学級を選んだ場合は、このエーデルガルトに協力するかしないかの決断を迫られます。それによってストーリーは、
反エーデルガルト派の生徒と共に母国の暴走を止める or 学級全員でフォドラ全土を支配する
ことになるのです。
担任した学級の国と共に生きる物語。これを同窓会によって自然な流れに持っていったのは上手いなあと思いました。
第二部・戦争編
以上より4つの異なるストーリーが存在する戦争編ですが、それぞれ名前がついていて、次のようになっています。
同盟ルート:翠風の章
帝国ルート:紅花の章
反帝国ルート:銀雪の章
王国ルート:蒼月の章
「風花雪月」。
私はたまたま風、花、雪、月の順番でプレイしました。
全ルート終えたから言えることですが、この順番によって、各々のキャラクターへ抱く想いは180度変わります。
一方のルートしか経験していないと、同じ人物でも運命によってイケメンにもクズ野郎にもなるのです。
気楽にいこうぜ?「翠風の章」
金鹿の学級(ヒルシュ・クラッセ)を選んだ場合は、同盟ルート:翠風の章です。
かつての級長クロードは同盟の盟主となり、5年間、親帝国派と反帝国派の内乱をなんとか抑えていました。
同窓会で集結した仲間が中心になって同盟の体裁を保ちつつ、思い切って帝国をぶっ倒そうというストーリーです。
同盟を最初に選んだ理由は、何かクロードが良い奴そうだったからです。決め手は「他の学級より気楽でいいぜ?」って言葉かな。
今になって思えば、本当に気楽でした。個性の強い学級の雰囲気は今でも一番好きです。
ただ、王国との絡みはあまりありません。
中盤に三国三つ巴の戦いがあるのですが、爽やか青年だった王国クラスのディミトリは、闇落ちし自滅していきます。事情はよくわかりませんでしたが、いつか救ってやるからな!と意気込んでいたものです。
あなたと歩ける「紅花の章」
黒鷲の学級(アドラー・クラッセ)を選んだ場合は、第一部終盤の選択によって分岐します。
級長から皇帝になり、世界を敵に回したエーデルガルト側につくのが、帝国ルート:紅花の章です。
当然ながら修道院の仲間たちとはほとんど敵対するので、彼らをとにかく殺しまくらなくてはなりません。つらかった…。
同盟ルート時はただの悪人だった彼女ですが、寄り添ってみるとこれが感情移入しちゃうんですよね〜。戦争始めるのはダメでしょとは思いつつ、信念を貫く彼女の背中を押してあげる、彼女の為のルートです。
はかなく消えゆく「銀雪の章」
教え子エーデルガルトを斬るため、セイロス教会と共に新生軍を結成するのが、銀雪の章です。
そして、主人公出生の秘密が判明する唯一のルートです。
実はこの主人公、身体の中に謎の少女を宿していたり、神話に語られる「炎の紋章」を持っていたり、伝説の武器をただ一人扱えたりします。
それには主人公の出生が鍵を握っており、「母親はどうなったのか?」「父ジェラルトとセイロス教会の関係は?」など、他のルートだと解決しないまま終わるところを、ここではちゃんと真実にたどり着きます。
なぜこのルート限定なのかというのは、それなりに理由はあるんですが…まあ、全ルートわかっとけよと思わなくもない…。
それとこの「銀雪」の意味は、最後までやれば何を表しているかはっきりわかります。
王子の更生「蒼月の章」
青獅子の学級(ルーヴェン・クラッセ)を選んだ場合は、王国ルート:蒼月の章です。
5年間で王国のほとんどを帝国に支配され、爽やかイケメンだった級長ディミトリは凶暴な性格に変貌してしまいます。
そんな彼と向き合っていくのが、ここでの大きなテーマになります。
そもそも王国は、5年前の時点で「ダスカーの悲劇」という国王殺しの事件で情勢が不安定になっており、初めは生徒の仲も良くなく、みんな家族関係に悩んでいます。
このルートでしか出てこない人物も多く、
王国に渦巻く陰謀・家族との邂逅・仲間の絆…など、いろんなものが組み合わさっているのでストーリーは複雑です。
でも切なくて、…ラストは泣きます。
まさかの5周目に向けて
そんな感じで4周を終えた私は、今月配信された追加のサイドストーリー「煤闇の章」をプレイ。これは新しい学級のメンツが出てくるもので、10時間ほどでクリアしました。
ようやく遊び尽くしたかに見えましたが…
何、サイドストーリーをクリアすると本編で新キャラをスカウトできる?
…これは、もう一周せねばなりません。
もっというと、追加キャラを含めた支援会話や結末を全て見るには、少なくともあと3周はせねばならんのです。
さらに主人公の性別や、各ルートで生徒をスカウトするか否かによっても全部変わります。
ですので、これからも無限にやり込もうと思います。
オーケストラと人間。
今回の話題はオーケストラ音楽です。
これまでゲームや映画の良さを語ってきましたが、ちょっと毛色を変えて、たまには私自身の話を中心にしてみようと思います。
というのも私、とあるオーケストラの楽団に入っていましてね。最近、ひとつ演奏会を終えて区切りがついたので、いま思うことをいろいろ綴ろうかなと。
なんでオーケストラ?
ゲームや映画を嗜む私が、なぜオーケストラなんぞやっているのか。答えは簡単、「だから」です。
映画の音楽って説明不要の素晴らしさがあるじゃないですか。たとえありきたりの展開だとしても、音楽が盛り上がると面白く感じる。前回語ったスター・ウォーズなんかは最たるもので、個人的に「スカイウォーカーの夜明け」は音楽を聴くための映画でした。
ゲームでいうと、「スーパーマリオギャラクシー」のサウンドトラックCDは擦り減るくらい聴いていました。
初めはゲームや映画の中で「聞く」音楽なんですが、いつしかオーケストラを「聴く」ようになっていました。「ここでこの楽器使ってくるセンスいいな〜」とか言ってみたり。
で、その流れでエレクトーンなんかをやっていて、さらにその流れで今に至ります。
音楽ってよくわからない
さて本題。
当たり前ですが、聴くと演奏するとでは景色が全く違います。芸術作品を鑑賞することと創造することの違いですね。
つまり演奏することは創造することですから、自分がやりたいと思うことを演奏を通して表現できるわけです。
ただ、アンサンブルになるとそれだけではありません。特にオーケストラは大人数かつ多くの楽器が音を合わせますから、自分の思うがままにやっていたのでは完成しません。
芸能の世界にも通じるところがあるかもしれませんね、アンサンブル演技とかいいますし。
不思議なのは、全員が楽譜という台本の通りにやってもまとまらないんです。曲によるところもあったり楽譜の難易度に左右されたりはしますが、かといって電子ピアノなどで正確に音を鳴らしても違和感があります。
自分の好きなようにやり過ぎてもダメ、楽譜通りにやってもなぜかダメ。その上で自分を表現する。理系の私にはこの矛盾がとてもムズムズしていました。
それではどうすればいいのかというと、音を合わせることを、気持ちを合わせるということにすればいいんです。(たぶん)
気持ちというのは、そりゃもうあらゆる感情のことです。
ドカーンと派手なシーンでは開放的に。静かなシーンでは穏やかに。ソロのメロディーのときには全員で支える気持ちで。言葉で表すと少し滑稽かもしれませんが、こういう感情っていうのは共通ですよね。
もっといえば、大きなホールでの演奏になると緊張感や高揚感が自然と共有できたりもします。
それを合わせれば、上手いこといくんですよ!なぜなのか私には本当にわかりませんが、確かなことだと思っています。
何かしら経験のある人なら、これには同意してもらえるのではないでしょうか。
人間ってすごいね。
メンドウとカンドウは紙一重?
ただし、さっき共通な感情だといったことに矛盾するようですが…その気持ちを合わせることは難しいんですね。
いろんな考えの人と一緒に取り組むわけですから、意見の衝突は免れません。さらに個人のモチベーションも様々ですから、そう簡単にはまとまらない。
こうなってくるともう、考えることを放棄したくなります。
演奏の本番に向けて積み上げるものはそれだけでもなくて、どれも面倒なことが多いです。
しかし、でっかいホールでの演奏を終えると、いつも何か込み上げるものがあります。言語化するのはすごく難しいのですが、「感動」なんでしょうね。
映画を観て感動するとかではなく、いろんな感情がブワーっと溢れていく感じ…。生きてる!って思える感じ。あの場でしか体験し得ないのが、何とも不思議です。
多くの人と同じ感情を共有したという興奮でしょうか。スポーツに近いのかも。
何がいいたいのかというと、「面倒くさいことを成してこそ、あの感動が生まれる」。
…ということは、面倒なことをするのが、生きるってことなんだろうか。
ふとそんなことを思った、今回の演奏会でした。
とりとめのない、よくわからない記事になってしまいましたが…まーいいか。
「スター・ウォーズ」完結を迎えて思うこと
本日、「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」公開です!
私は今日の朝イチで観ました。
てことで、さっそく感想をつらつら述べていきます。
物語の内容には触れませんが、ネタバレを気にする方はご遠慮ください。というかそんな人はそもそもネットなんて見てはいけません、今すぐ映画館へ。
まず、昨日の記事で書いた「衝撃の事実」は、確かにありましたね。ただ、溜めて溜めて大放出する感じではなかったです。今回はあまり溜めずに中盤あたりで放出していました。
私はいつも、緊張感MAXの場面になるとスクリーンを直視できないくらいビビるんですけど、その瞬間は訪れませんでした。むしろ終盤はすごく安心して観られました。
良くいえばシンプルでわかりやすいですが、悪くいえば予想通りで意外性がない。まあ終わりの終わりだから、そうなっちゃうんだろうなあ。
しかし相変わらず音楽と世界観では圧倒されて、大満足!!
特に音楽が良かった。おなじみではありますが、各主要キャラクターのテーマ曲の使い方がたまりませんでした。その人物のフォース変化によって楽器編成が変わっていくのがもう…。
ちなみに、この発想はスター・ウォーズが先駆けだそうです。
それと、スター・ウォーズのテーマは毎回同じ場所で流れますが、ちゃんと聴くと映画一本一本で微妙に演奏が違うんですよ。古いやつは録音技術の関係もあって、だいぶ違います。
エンドクレジットの音楽は本当に良かったです。集大成を意識してか、今までよりも全体的にテンポがゆったりで、1音の重みがすごく感じられました。一番ライブ感があったというべきでしょうか。
スター・ウォーズの本編全ての音楽を手掛けたジョン・ウィリアムズ氏(87)は今回で引退するみたいで、彼が指揮を振っているのだとしたら、いろいろ込めるものがあったのでしょうか。
最後にひとつ、映画本編で気になったことを。スター・ウォーズでシーンが切り替わるときのワイプは独特なんですが、これがたった1箇所しかなかったんです。
見落としの可能性もありましたが、頻繁に使われることはなかったはずです。なぜあのタイミングだけなのか…。
映画の内容部分でもそういう所があったので、ディスク化されて気が向いたらまた観ていきたいですね。
「スター・ウォーズ」完結を控えて思うこと
明日、「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」が公開されます!
40年前から続いたシリーズがついに完結ということで、テンションを上げざるを得ない。
…まあでもリアルタイムで追いかけてきたオジサンでなければ、一世一代の興奮とまではいかないのではないでしょうか。実は、私もそうです。
A long time ago in a galaxy far, far away....
まず、簡単にシリーズを説明しますと…遠い昔、はるか彼方の銀河系での戦争を描いた話です。
映画・ドラマ・アニメ・マンガと関連作品はたくさんありますが、基本は映画におけるスカイウォーカー家の物語です。舞台は壮大だけど、内容は家族のいざこざなのです。つまり、宇宙戦争はおまけです。
基本のシリーズには時系列順に数字が振られていて、初めに4、5、6が作られて16年後に1、2、3と作られました。さらに10年後に7、8、今回の映画が9というわけです。
スターウォーズとは、何が面白いのか
個人的に、スターウォーズの面白さは
- 重要な場面での緊張感
- 世界観の作り込み
が挙げられる気がします。
前者は先の展開がわからない4〜8で顕著です。映画一本の中には何かしら衝撃を受ける箇所があって、そこから一気に物語が変わります。
それだけ重要なわけですから当然、緊張感がものすごい。しかもそのシーンのために、序盤から伏線なり場面設定なりを溜め続けて一気に放出するので、めちゃくちゃ感情が高ぶるんですよね。だから、スター・ウォーズは名シーンが多い。
今シリーズの7、8では謎が謎を呼び続けているので、間違いなく今回にもあるでしょう。
次に「世界観の作り込み」ですが、すでに後の展開がわかっている1〜3で特に重視されていると思います。
1〜3のシリーズは、正しい心を持っていたはずの少年が悪の道へ進んでしまう、名悪役ダースベイダーの誕生を描くものになっています。ですが誕生そのものは3の終盤なので、3作をかけて少年から青年へと、徐々に徐々に話を積み重ねていきます。
ですから劇的なストーリー変化があまりなく、世界観の作り込みに力が入っているというわけです。(個人的見解)
1〜3のシリーズは、物語の名シーンよりも世界観の名演出が際立っています。
完結編公開前日の心境
この記事の最初に一世一代の興奮とまではいかないと言ったのも、4〜6を劇場で観てなくて、そこまで思い入れがないからなんですよねー。
ダースベイダーの正体も元から知っていたので、初めて観たときの衝撃がなく。
しかし1〜3はとても好きなので、ここ十数年分の思い入れとともに最後を見届けられるのは、ワクワクしますね!
個人的には今回のシリーズも十分気に入っています。
ということで「スカイウォーカーの夜明け」、音楽や世界観に圧倒されて興奮するのは間違いないです!
とりあえず3部作の終わりとして観ることにしましょう。鑑賞後に大絶賛する可能性もあるかもしれませんね。